うつ病治療において大切なポイント|症状や原因について知る

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心に現れる症状

カウンセリング

うつ病を患った際には、様々な症状が現れます。その中でも代表的な症状というのは、心に現れる症状でしょう。心に現れる症状というのは、感情障害や意欲・思考の低下等です。感情障害の症状では、その時の気分(感情)と身体が異なった反応を示してしまいます。つまり、自身の感情を上手くコントロールできなくなってしまうのです。健康な人の中にも、嫌なことがあった際に悲しむことができなかったり、嬉しいことがあった時に喜んだり、そういった感情のコントロールが上手くできなくなったという経験をしたことがある人が少なからずいるでしょう。それらは軽度の感情障害で、日常の中で誰にでも起こり得るものです。しかし、その症状は一過性のものであり、自然に解消されます。しかし、うつ病を患っている方の場合だと、感情障害の症状が発生している状態から抜け出せなくなってしまうのです。これは、本人にとって大きな精神的負担となります。最悪の場合、対人関係や日常生活にも問題がでてくるようになってしまうでしょう。もし、自身の家族や友人に感情の起伏が激しくなったり、全く感情をみせなくなったりした人がいるのであれば、話を聞いてあげましょう。話を聞いてうつ病の疑いがあるのであれば、専門の医療機関で治療を受けさせる必要があります。友人がそういった話を切り出すとトラブルになってしまうことがありますので、極力家族の方が治療を勧めた方が良いでしょう。

次に、意欲の低下といった症状についてです。意欲というのは、日常生活における様々な行動を支えています。その意欲が低下してしまうと、どれだけ空腹でも料理をする気になれず、その他の様々な行動も時間が掛かったり、避けてしまったりします。特徴的な点としては、今間で熱中していたものに対しても関心を示さなくなってしまうといった点が挙げられます。例えば、没頭している趣味に対して、突然飽きてしまうというのも意欲の低下が原因です。この症状は劇的に現れるため、周囲の人々がうつ病に気づくきっかけとなります。最後に、思考の低下についてです。思考の低下は、文字通り考える力が低下してしまうといった症状になります。これは、うつ病が心の問題によって引き起こされているのではなく、脳の機能低下によって引き起されているということの証明です。思考が低下してしまう原因としては、脳内における神経伝達物質の分泌バランスの乱れ、それによる海馬の収縮が挙げられます。この時に分泌バランスが崩れてしまった神経伝達物質はセロトニンと呼ばれており、これは人が「幸せ」を感じた際に分泌されるホルモンです。このホルモンの分泌が異常になると、幸せを感じられなくなってしまいます。これは、うつ病の原因の一説として有力なものだとされているのです。つまり、この病気の治療について考える時には、セロトニンの分泌バランスを整えることが重要になるということです。それには、心身共に十分な休養をとりつつ、抗うつ剤とカウンセリングによる治療を受けることが最適でしょう。